小児期の口腔感染症が成人期「心血管リスク」に

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小児期に、慢性の口腔感染症や、それに伴う炎症を経験した人は、成人期に心血管系の疾患リスクが高い。ヘルシンキ大学のピルコ・プシネン氏らの研究グループが、1980年に開始された前向きコホート研究から派生した実証を行って関連性を解明した。 これまで、小児期の口腔感染症と成人期の心血管リスクとの関係は、長期的な研究によって検証されてこなかった。同研究では、フィンランドで進行している前向きコホートのうち、「若年フィンランド人の心血管リスクファクター」によるもので、対象となる参加者数は755人。6歳時、9歳時、12歳時に口腔内診査を受け、27歳時、30歳時、33歳時、36歳時の追跡調査時に心血管系の検査を受けた。 研究結果は、4月26日の『JAMA』オンライン版に論文掲載。

提供:日本歯科新聞社

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