平成30年7月豪雨、被災地の現状と課題

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西日本を広範囲に襲った平成30年7月豪雨で、警察庁によると7月30日時点の死者は15府県で計225人に上っている。歯科関係では、歯科衛生士が2人死亡し、全壊・流出や床上・床下浸水など歯科医院にも多くの被害が出ている。被害状況などを探るべく、豪雨から約2週間後の23~25日に岡山、愛媛、広島の3県を取材。一部現地を回り、各県歯の酒井昭則会長、是澤惠三会長、荒川信介会長に会員の被害状況や県歯の活動について聞いた。 広島県では24日現在で診療室の床下浸水が14軒、床上浸水が11軒、機械室のみ浸水2軒、一部損壊5軒、全壊・流出1軒。 愛媛県の診療所では床下浸水8軒、床上浸水10軒、機械室の浸水1軒、一部損壊1軒、その他22件などの被害を24日時点で確認。診療ができていない施設が現在10軒あり、うち6軒は7月中に再開のめどが立っている。 岡山県では、吉備地区真備町で、診療所が特別会員も含めて3軒、診療所兼自宅が2軒の計5軒が水没して、全壊・流出。ユニット等の歯科器材は全て使用不能で、診療ができず、復旧の見通しも不明な状況となっている。 提供:日本歯科新聞社
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