武見議員後援会「敬人会」勉強会 9月に開催:日医・日歯・日薬各会長を招いて討論

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日医推薦議員・武見敬三参院議員(自民党・当選4回)の後援会「敬人会」夕食勉強会が9月11日、ホテルオークラで開催する。横倉義武・日本医師会会長、大久保満男・日本歯科医師会会長、山本信夫・日本薬剤師会会長を招いてディスカッション形式で「持続可能な社会保障制度の在り方」をテーマにして勉強会を行うことになっている。 9月初旬に安倍内閣の改造人事が断行されるとされ、新厚労大臣が決定してからの勉強会の開催になるが、一部に入閣の噂もある武見参院議員後援会が主催ということで、様々な憶測を呼ぶ状況にもなっている。医療界三師会会長を招く力量を評価する一方で、医療界の窓口を誇示する意味合いもあるのではないかなどの声もある。 社会保障制度改革に猶予が許されない状況での、社会保障の議論を関係者から求められているのも事実で、医療・介護の病院・施設、診療所、自宅の連携、"2025年問題"など将来展望を含め、広く専門的な議論ができる議員の一人であることは誰もが認める。今回、医科、歯科、薬剤からの立場からどのような意見が出るが興味深い内容が期待される。 武見議員は、7月には韓国ソウルで開催された、日中韓の保健医療に関すODAをテーマとした会議に参加。これは、韓国・梨花女子大国際開発協力研究院が主催の会議。韓国、中国、日本の保健医療分野における政府開発援助(ODA)専門家らを招いて行なわれ、会議は「韓・中・日国際保健医療ODA:女性と児童の健康を中心に」と題し開かれた。 出席者らは国連が提唱するミレニアム開発目標(MDGs)に「乳幼児死亡率の削減」「妊産婦の健康の改善」が含まれていることと関連し、開発途上国の女性と児童の疾病治療や健康増進策について議論した。また、日本の厚生労働副大臣を務めた武見敬三参院議員と中国・北京大の郭岩教授がそれぞれ日本と中国の保健医療分野のODAについて紹介した。また、武見参院議員は、昨年10月より福田康夫元総理の後をつぎ議長を務める『人口と開発に関するアジア議員フォーラム(AFPPD)』のタスクフォース準備会合をバンコクで開くなど、国際的な舞台での活躍も評価されている。 2007年には米国ハーバード大学公衆大学院及び日米関係プログラムの客員研究員として渡米し、ハーバード大学を拠点としてエイズ等感染症、母子保健、乳児死亡率の改善等の国際社会の喫緊の課題を内容とする「 Global Health(グローバルヘルス)」を研究テーマに各国で論文発表、国際会議に参加するなど、国際的な活動も展開し研鑽を重ねている。 なお、武見参院議員は、『誰もが安心して暮らせる、活力ある健康長寿社会』として、①「アベノミクスの三本の矢(金融政策、財政政策、成長戦略)で経済を成長させ、所得の増加と雇用の拡大をともに実現します」、②「食文化、交通、エネルギー、医療などの成長分野の海外展開を促進するとともに、世界に誇るわが国の国民皆保険制度は必ず守ります」、③「自立して生き生きと暮らせる"健康寿命"を増進して、中高年の熟年パワーを引き出し、老若男女がともに働き支え合う健康社会をつくります」の3つの政策を中心に政治活動を行なっている。
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