第6回 山形にてあこがれの“いも煮会”
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歯科技工士コラム 第6回 山形にてあこがれの“いも煮会” 川端 利明 歯科技工士
去る9月8日の土曜日、台風5号が日本列島を縦断した翌日、山形県に本拠地を持つ技工士の勉強会“MTDS”様からのご依頼で、1日間の実習コースを行ってきました。 ちょうど1年前の9月にもセミナーをやらせていただいていましたので、懐かしいメンバーの方達とお会いできる楽しみと、翌日に開催していただける山形名物“いも煮会”への期待が膨らみ、その日を心待ちにしていました。 鹿谷会長率いる“MTDS”は創立30数年の歴史を持つ、少数精鋭の勉強会で、山形県を中心に,仙台、新潟など近県の会員10数名がそれぞれ役割を分担して運営を行っている、とても、活気にあふれたすばらしい勉強会です。 主な活動として、年4回、外部講師を招いての学術講習会を企画し、学術ならびに技術の研鑽に力を注いでいるとのことです。 ところで、今回は実習コースのことはさておき、山形名物‘いも煮会‘についてお話させていただきます。 山形では“いも煮会”の会場と言うと、馬見ヶ崎川河川敷が一般的だそうです。休日ともなると、河川敷はいも煮会の方たちで埋め尽くされるそうです。
小ぶりのどんぶりにたっぷりと盛り付けていただき、ビール片手においしく戴きました。 お味の方はというと、私が思うには“すき焼き”と“けんちん汁”を足して2で割ったような感じで、とてもシンプルでありながら、それぞれの具材の違った触感がうまくマッチして、いろいろな歯ざわりが心地よく、奥行きのある味わいで、食べ終わった瞬間に,「おかわり、お願いしま〜す」と言いたくなるような、素朴でいて心も体も温かくしてくれる懐かしいようなおいしさでした。
午前11時から約3時間、いも煮会で盛り上がり、お土産になすのお漬物をいただき、新幹線で東京へと向かう車中、いも煮の作り方と言う、小冊子を眺めながら、東京に帰ったら自分のラボでも“いも煮会”ぜったいやってみようと考えながら、缶ビールを飲み干しました。
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