はじめに
歯科衛生士の皆さん、日々の診療で「噛みにくそう」「口がぽかんと開いている」「舌が動いていない」子どもを見かけませんか？
実はその背景に、“姿勢”の問題が隠れていることが多いのです。

子どもの姿勢は、咀嚼・嚥下・呼吸・歯列発達すべての土台。
姿勢が崩れることで、舌や顎が正しく働かなくなり、歯列の成長方向まで変化してしまうことがあります。

この記事のテーマは「足をつけて食べる」から始まる姿勢と歯並びについて。
歯科衛生士として、保護者にどう伝えるか、明日からできる声かけや観察のポイントをまとめました。