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今回の試験は、令和5年版出題基準が定着して以来4回目となる試験でした。
第119回歯科医師国家試験が2026年1月31日(土)、2月1日(日)に実施
第119回 歯科医師国家試験(2026年)実施概要
2026年1月31日(土)と2月1日(日)の2日間にわたり、全国8会場において第119回歯科医師国家試験が施行されました。歯科医師免許取得に向けた最後の関門として、多くの受験生が全力を尽くしました。
第119回 歯科医師国家試験・基本情報(実施済)
2026年度(第119回)歯科医師国家試験の実施概要およびスケジュールです。
- 試験日
- 2026年1月31日(土)、2月1日(日)
- 合格発表
- 2026年3月16日(月)14時
- 回答発表
- 【公式】2026年4月下旬〜5月中旬
厚労省HPにて公開予定。
【速報】各予備校にて公開中 - 試験地
- 北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県
- 出願期間
- 2025年11月4日〜11月28日 ※受付終了
- 受験手数料
- 18,900円
※詳細は厚生労働省の最新情報をご確認ください。
歯科医師国家試験当日のスケジュール
試験は2日間かけて行われ、午前と午後のセッションを合わせて、次のような構成で出題されます。
2日間で、午前(A・Cブロック)と午後(B・Dブロック)に分けて解き進めます。
・1日目: 180問(Aブロック・Bブロック)
・2日目: 180問(Cブロック・Dブロック)
各ブロックは90問ずつ、制限時間は135分(2時間15分)です。 1問あたりにかけられる時間は、臨床実地問題の思考時間を含めると意外とタイトな設定になっています。
歯科医師国家試験の評価区分と採点基準
歯科医師国家試験に合格するためには、以下の3つの基準すべてを同時にクリアする必要があります。
歯科医師国家試験の評価区分と合格基準
合否は3区分で判定され、すべての基準を満たす必要があります。
| 118回実績 | 58点以上 / 97点 |
| 判定方式 | 相対評価 |
| 118回実績 | 236点以上 / 363点 |
| 判定方式 | 相対評価 |
| 基準 | 正答率 80%以上 |
| 判定方式 | 絶対評価 |
第119回(今回)も、これに近い計算式で合格者が決まることになります。特に領域A・Bは「周りの受験生の出来」に左右されるため、自己採点の結果が昨年を上回っているかどうかが一つの目安になりますね。
歯科医師国家試験の出題内容
歯科医師国家試験の出題内容は、厚生労働省が策定した「歯科医師国家試験出題基準(ガイドライン)」を唯一の絶対的な基準としています。
出題基準は原則として4年ごとに改定されます。 今回の第119回試験(2026年)は、「令和5年版出題基準」に基づいて作成されました。
歯科医師国家試験 出題内容
※厚生労働省設計表に基づく
合格率の推移
近年の合格率は「63%〜70%」の間で推移しており、国家試験の中では比較的厳しい試験という傾向が続いています。
第119回(今回)も例年通りであれば、今回も2,000人程度の合格枠を、3,100〜3,200人程度の受験者で争う形になります。そのため、合格率は例年並みの63〜66%に落ち着く可能性が高いと見られています。

引用:https://eic.obunsha.co.jp/file/educational_info/2025/kokushi/0409_02.pdf
まとめ
第119回歯科医師国家試験、本当にお疲れ様でした。 6年間の膨大なカリキュラムを終え、この過酷な2日間にすべてをぶつけ抜いたこと自体、歯科医師としての第一歩を力強く踏み出した証と言えます。
合格発表までの期間は、自己採点の結果に一喜一憂したり、周囲と比べて不安になったりと、落ち着かない日々が続くかもしれません。しかし、これまでに積み上げてきた努力は、結果がどのような形であれ、決して消えることのない皆さんの財産です。
3月16日の発表までは、まずは心身をゆっくりと休めてください。そして、4月から始まる臨床研修医としての生活、あるいは次の目標に向けて、少しずつエネルギーを蓄えていきましょう。
皆さまが、それぞれの場所で理想の歯科医療を実践できる日が来ることを、心より応援しております。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/shikaishi/
令和5年版歯科医師国家試験出題基準改定の概要:https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000920680.pdf




