日本臨床歯科学会

理念

本学会の理念は、「臨床歯科医学の基礎の確立と最新歯科技術の習得・研鑽、医術の向上、ならびに医療人として人格形成に努力し、国民の健康管理に顎口腔系を通じて寄与する」ことである。これらの目的のため、代表的な治療分野を高度なレベルで専門的に連携させ、一口腔単位を総合的に捉えながらゴールを目指す臨床歯科学を追求している。

活動紹介

日本臨床歯科学会は、1980 年に設立された「SJCD」が前身であり、スタディグループとして近年の日本の臨床歯科の発展に大きく関与してきた。2018年には学会として新しいスタートを切り、日本全国12支部で歯科医師のみならず、歯科衛生士や歯科技工士を含む3,000名を超える会員が、歯科の最新トピックスについて日々研鑽している。主に、症例発表を通じて学ぶことが多く、先人のコメントやアドバイスを聞くことによって、日常臨床に活かせる知識を学ぶことができる。30代40代の会員も1,400名在籍しており、SJCDチャートに沿ったシーケンシャルトリートメントを基礎に、ベーシックな咬合や補綴、歯周病をはじめ、インプラント、矯正など、最近のトピックスとしては睡眠時無呼吸症候群も含めた包括治療を、学ぶ機会が多くある。東京支部においては、若手の登竜門である若手歯科医師のための症例発表会(ステップアップミーティング)が年に2回開催され、同世代と切磋琢磨することで、年々レベルが向上している。2024年10月には、全国から若手からベテランが集まり、ハイレベルな症例発表を行う合同例会が開催される予定である。

山﨑 長郎

理事長 (原宿デンタルオフィス)

本多 正明

副理事長 (本多歯科医院)

土屋賢司

専務理事(土屋歯科クリニック&works)