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多くの人に愛された『筒井 昌秀』の背中

多くの人に愛された『筒井 昌秀』の背中

父、昌秀は歯科界で一世を風靡したと私は思っている。補綴物と目を見張るように調和した歯肉のスライドは、今見ても感嘆の念を覚える。残念ながら、父は2007年に他界している。私が診療所を引き継いで10年が過ぎた。父のような治療をしたいと思い努力はしているが、なかなか到達出来ないでいる。当時の父を思い出し、このコラムを書いてみたい。

実際に父と一緒に診療をしたのは半年程だが、同じ診療室で過ごした時間は私の大きな財産となっている。
ただ、父は「変人」であったように思う。当時、2~3時間患者を待たせたうえ、ブラッシングが悪いとTBIだけでその日の治療が終了となったりしていた。また根管治療を教えて欲しいと父にお願いしたことがあった。患者の前で「これがHファイル、これがKファイル」と教えてくれたが、いやさすがにそれは知っていると言えず・・。あとは長嶋茂雄のような「グヮッと動かす」「キュッと」など具体的で無い言葉が続き、良く分からないまま父が治療して終了となった。父が普段教えていたセミナーは大丈夫だろうか?と心配をした事を覚えている。

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筒井 祐介(つつい・ゆうすけ)
  • 筒井歯科医院/院長

2004年に日本大学歯学部卒業後、日本大学歯学部口腔外科第二講座勤務を経て、2006年から筒井歯科医院にて勤務。2007年から筒井歯科医院の院長を継承し、現在に至る。【所属学会】日本口腔インプラント学会・日本歯周病学会・日本顎咬合学会・日本口腔外科学会・日本包括歯科臨床学会・日本顎咬合学会(認定医)【所属スタディークラブ】JACD・咬合療法研究会・北九州歯学研究会・上田塾・ミニ甲斐会・新潟再生歯学研究会

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