54.0%がレントゲン画像の読影に対して苦手意識を持っている!

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Dentwave.com会員と歯科衛生士のためのコミュニティ「coe」にて、会員の方々に 「レントゲン画像の読影」についてお聞きしました。
■調査期間:2022年8月15日~2022年8月24日
■回答者:歯科医師、歯科衛生士 328名(Dentwave.com、歯科衛生士のcoe会員)

調査項目
1. レントゲン画像の読影に対する苦手意識の有無
2. 苦手な分野
3. 読影に苦手意識を感じる部分に関する意見

1. レントゲン画像の読影に対する苦手意識
回答者のうち54.0%がレントゲン画像の読影に「苦手意識がある」と回答しました。
2. 苦手な分野
苦手意識のある回答者のうち、62.7%「CT画像の読影」が苦手であると回答しました。
3. 読影に苦手意識を感じる部分に関する意見
デンタルX線
虫歯か分かりにくい
パノラマのほうが分かり易い
(40代 歯科医師)

根先部透過像の有無がわかりにくい
(40代 歯科医師)

隣接のカリエスが分かりにくい。
(40代 歯科医師)

フィルムのセッティング次第で画像が変化すること。二次元画像から三次元画像への脳内変換に苦慮する。
(40代 歯科医師)

小さい根尖病変の有無
(30代 歯科医師)

根管治療後の骨欠損回復
(30代 歯科医師)

恥ずかしながら基礎知識が足りない部分があるので、そもそも読影で必要な情報が得られているかわからない
(30代 歯科衛生士)

どこの歯を撮影したかわからなくなる時がある
(20代 歯科衛生士)

う蝕の判別
(20代 歯科衛生士)

フィルムの入れにくさと、撮影後読み取ってからしか画像を確認出来ないこと
(20代 歯科衛生士)

3、4のコンタクトが重なって撮影してしまう時がある
小児のデンタルが難しい
(30代 歯科衛生士)

咬合性外傷でのポケットなのか見分けられない。
(30代 歯科衛生士)

CT画像
メタルが多く入っていると、アーチファクトで全く見えないことがある
(40代 歯科医師)

部分的にしか情報を得ていない気がする
(30代 歯科医師)

学生時代にCTの読影の授業がなかったので学ぶ機会が十分でなく、見よう見まねなので自信がない
(40代 歯科医師)

腫瘍病変の範囲を確認するのが難しい
(60代 歯科医師)

読影回数がデンタルやパノラマよりも少なくなるせいか、画質が荒く感じてしまい、読影しづらい
(40代 歯科医師)

断層幅の中間に位置する画像
(60代 歯科医師)

近遠心、頬舌的な方向がすぐに判断できない。
(40代 歯科衛生士)

操作の仕方と、理解するまでに時間がかかること
(30代 歯科衛生士)

見える部分や情報が多すぎる
(30代 歯科衛生士)

組織がどうなってるのか見方が分からない。
(30代 歯科衛生士)

セッティングの手順が複雑で面倒臭い
(30代 歯科衛生士)

細かい位置設定
(40代 歯科衛生士)

パノラマ画像
断層域のズレが大きい時・濃淡が分かりにくい時の判断
(50代 歯科医師)

画像の重なりや、ブレ、ハレーション等で読影しにくい時がある。
(50代 歯科医師)

全体像を把握するには適しているが一歯一歯細かく見るのが難しい。
(50代 歯科医師)

精細度が低いので見にくい
(40代 歯科医師)

下顎管。8番根尖との距離を診る時に。分からない時はCTを追加しますが、患者さんに申し訳ないと思ってしまいます。
(40代 歯科医師)

カリエスの詳細がわかりにくい
(50代 歯科医師)

パノラマ上では透過像で2次カリエスに見えても実は裏装材だったりと、実際にはカリエスではないことがあったりするので、透過像の見極めが難しい。
(40代 歯科衛生士)

読影した結果を患者さんに説明するのが難しいと感じます
(20代 歯科衛生士)

患者様の主訴の原因を探ろうと撮影しても小さな病変だとわからず、先生に診てもらうことが多い
(40代 歯科衛生士)

規格通りいかない患者がいる。
(30代 歯科衛生士)

顎骨の高低差が読み取れない
(30代 歯科衛生士)

特に歯根膜の異常について、読影するのが苦手。
歯根膜から分かるその人の噛みかたなど。
(30代 歯科衛生士)

ご回答してくださった会員の皆さま、ありがとうございました。
DentResearch調べ 調査期間:2022年8月15日~2022年8月24日
調査人数:歯科医師、歯科衛生士 328名(Dentwave.com、歯科衛生士のcoe 会員)

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