日本口腔外科学会総会学術大会 シンポジウム「感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン2017」

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座長:東海大学医学部付属八王子病院口腔外科 坂本 春生 氏
座長:大阪大学大学院医学系研究科 中谷 敏 氏

日本口腔外科学会のシンポジウムのテーマ演題として取り上げられていた『感染性心内膜炎(IE)の予防と治療に関するガイドライン(GL)2017 「循環器医と歯科医・口腔外科医のクロストーク」』では、GL作成に当たった主要メンバーによって循環器医・歯科医・口腔外科医との連携を踏まえた内容構成で講演が行われていた。
循環器領域以外の立場では、多様な症状を示すIEの診断は内科医でも難しいと言われる一方で一度発症すると複数の合併症を発症させるIEの特性からは迅速な診断が求められており、その第一段階として歯科医・口腔外科医が担える役割は重要であり、具体的な対処法が各演者によって示されていた。
さらに世界的に各国のGLをみて循環器領域の医師が主体となって作成させているIEのGLに歯科医師が作成段階からかかわっているわが国のGLは画期的な存在であり、歯科の医療関係者にとっても理解しておくべき内容と言えるであろう。

▼各演題の詳細レポートはこちらから▼


◆感染性心内膜炎ガイドライン作成班班長として歯科医・口腔外科医に期待すること
大阪大学大学院医学系研究科 中谷 敏 氏
◆感染性心内膜炎とはどのような病気か?
国立循環器病研究センター心臓血管内科 泉 知里 氏
◆感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン改定について
東北医科薬科大学医学部地域医療学 大原 貴裕 氏
◆歯科処置時抗菌薬予防投与の理論的背景について
東海大学医学部付属八王子病院口腔外科 坂本 春生 氏
◆感染性心内膜炎予防のための抗菌薬予防投与法 病院に勤務する口腔外科医の立場から
兵庫医科大学歯科口腔外科学講座 岸本 裕充 氏
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