第32回日本成人矯正歯科学会大会参加レポート 包括歯科治療における矯正歯科の役割

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2024年6月23日(日) タワーホール船堀(東京)にて、第32回日本成人矯正歯科学会大会が、初めての女性大会長、坂本紗有見大会長のもと「包括歯科治療における矯正歯科の役割」をテーマに掲げ開催されました。

※大会長:坂本 紗有見
※名誉大会長:武内 豊
※理事長:村井 茂
※副大会長:今村 隆一
※実行委員長:吉本 彰宏
※事務局長:宮下 貴代
※学術大会担当常務理事:柏 英希

理事長のご挨拶

大会当日、理事長である村井 茂先生より開会のご挨拶がありました。

皆様の努力によりこのような素晴らしい大会を開催できたこと、また 台湾、モンゴル、韓国からも多くの方が学会に参加してくださったことへの感謝を述べていました。

さらに今回は東京開催ということで学術発表のみではなく、Eラインビューティフル大賞の開催もあることや、国民のため、より良い医療を提供するために一緒に勉強していきましょう!と本大会における意気込みを述べられました。

本大会のプログラム

本大会では、矯正歯科治療に関するドクター向けの講演を国内外から講師の先生、さらにはコデンタルスタッフ向けの講演を多職種の講師の先生が登壇し、矯正歯科治療を広域な角度から最新のご講演をされていました。

また、ビデオ講演セッションには、一般歯科の研究会や学会等から7名の講師の先生をお招きし放映用1会場を設けられており、最新の情報をより多く学べる時間となりました。

新企画【TD】に歯科医師

本大会の新しい試みとして、TDでは、歯科医師の先生方もモデレーターを務めてらっしゃいました。

さらに市民公開講座には、ご著書も多く発刊され歯科関係でのご講演も多くされていらっしゃる認知症専門医の長谷川嘉哉先生、歯科医師でメディアでもご著名な顔面アスリートでもある宝田恭子先生が登壇し、多くの参加者から興味関心を集めていました。

また、本大会は東京に会場を戻したことで、矯正歯科治療の効果を一般の方々に理解していただくための対外的アピールのひとつとして日本矯正歯科研究所により企画された「Eラインビューティフル大賞」も開催されました。


今回の大会において、最新の矯正歯科治療情報の共有のみならず、参加者が有意義で楽しく学ぶことができた大変貴重な時間となったのではないでしょうか。

Dentwaveでは、今後とも継続的に学会・デンタルショー等のレポートを皆様に発信し、いち早く業界のトレンドをお届けしてまいります!
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