IgA腎症・関節リウマチと歯周病

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【医科歯科連携シンポ】

IgA腎症・関節リウマチと歯科は? (2010年12月9日更新)12月5日、東京歯科保険医協会、東京保険医協会、千葉県保険医協会が医科歯科連携シンポジウムを開催し、会員ら96名が参加した。

講師の堀田修氏(仙台社会保険病院)は「腎炎、特にIgA腎症と歯周病」をテーマに講演。身体のどこかに限局した慢性炎症によって諸臓器に反応性の障害を起こす「病巣感染」のメカニズムを説明。特にIgA腎症の方は口呼吸が多く、扁桃炎になりやすいと話した。堀田氏は治療法には根本治療と対処治療の概念があり、対処療法は必要だが根本治療を常に念頭に置くべきだと結んだ。

次に今井一彰氏(福岡県みらいクリニック院長)が「口腔から始まる関節リウマチ治療」をテーマに講演。医師として人間の体を正しく使う—鼻呼吸から口呼吸に変える—ことが必要で、それだけでさまざまな病気を予防できるとした。関節リウマチ患者に対し、口呼吸にする指導をすることで、無投薬でC反応性蛋白(CRP)を下げていった症例を紹介した。

11月28日、東京医科歯科両協会と千葉協会が行う「歯周病と糖尿病・動脈硬化性疾患」研究事業の中間報告会が開かれ、その協力者など30名が参加した。講演では、岡山大学大学院の高柴正悟教授と工藤値英子講師が、本事業の調査データより分析した結果を報告。検討結果として、①歯周病の進行は腎機能障害、動脈硬化性疾患、心血管疾患を進行させ得る、②歯周治療は糖尿病及び動脈硬化性疾患を改善すると考えられるとまとめた。

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