\歯科医療従事者の方にお聞きしました/ 勤務先で実施している赤ちゃん歯科の取り組み教えてください!
Dentwave.com会員、歯科衛生士のcoe会員の歯科医療従事者の方々に「赤ちゃん歯科」に関してお聞きしました。
■調査期間:2024年9月24日〜2024年9月30日
■回答者:歯科医療従事者440名(Dentwave.com会員)(歯科衛生士のcoe会員)
■調査期間:2024年9月24日〜2024年9月30日
■回答者:歯科医療従事者440名(Dentwave.com会員)(歯科衛生士のcoe会員)
調査項目
- 赤ちゃん(0~3歳)の歯科治療や口腔ケアを担当したことがありますか?
- 赤ちゃん歯科に関する研修やセミナーに参加したことはありますか?
- 赤ちゃんの初診時期について、理想的な年齢は何歳だと思いますか?
- 赤ちゃん歯科の重要性についてどう考えますか?
- Q4の回答を選んだ理由を教えてください。
- 赤ちゃん歯科に関する知識やスキルの向上を目指していますか?
- 勤務先で実施している赤ちゃん歯科の取り組みがあれば教えてください。
1.赤ちゃん(0~3歳)の歯科治療や口腔ケアを担当したことがありますか?
赤ちゃんの口腔ケアを担当したことがあると回答した方は75.9%、担当したことがないと回答した方が24.1%という結果となりました。
2.赤ちゃん歯科に関する研修やセミナーに参加したことはありますか?
赤ちゃん歯科に関する研修やセミナーに参加したことがあると回答した方は20.2%、参加したことがないと回答した方が79.8%という結果となりました。
3.赤ちゃんの初診時期について、理想的な年齢は何歳だと思いますか?
理想的な年齢について1歳と回答した方は最も多く38.2%、次いで生後6ヶ月と回答した方が33.4%、3歳と回答した方が14.1%という結果となりました。さらにその他と回答した方の中には、「保険なら歯が萌出してから、自費なら萌出前から関わりたい」「妊娠中に受診してほしい」「保護者の意識付けが第一」などといった回答がありました。
4.赤ちゃん歯科の重要性についてどう考えますか?
赤ちゃん歯科について重要と回答した方は最も多く41.8%、次いで非常に重要と回答した方が38%、どちらとも言えないと回答した方が17.3%という結果となりました。
5.Q4において、その回答を選んだ理由を教えてください。
最も多かった【重要】と回答されている方はこのようなご意見でした。
- 早い段階から介入することでカリエス等のリスクを抑えることができると思われる。
- 歯の萌出前からう蝕予防や口腔機能の発達について保護者に理解してもらうことが重要なため。
- 母親に乳児に対するブラッシングの効果や間食の取り方などの指導を行うから。
- 1年のうち数人、口腔崩壊している子供がいます。
親御さんの意識が低い事もありますが、もう少し早く歯科に罹りケアの方法や、虫歯に対する知識を少しでも持ってくれればお子様が痛みから解放されるかと思います。
【非常に重要】と回答されている方はこのようなご意見でした。
- お母さんの歯科に対する意識を向上させることが口腔内環境の向上につながると思うから。
- 口腔発育の向上にかかわる時期なので、より早い歯科介入が重要であるから。
- 母親のデンタルIQを上げるため。
虫歯になる前に歯科検診に来ることの重要性を伝えたい。 - 幼い時、赤ちゃんの時から癖づけることによりどれだけ歯が大事かを親子ともに理解することで生きる上での健康に繋がると思います。
【どちらとも言えない】と回答されている方はこのようなご意見でした。
- 診察時、泣いて嫌がるだけで何も出来ないことが多々ある。
- 小学校低学年までは保護者の責任で管理することが大切だと考える。
- 口腔の状況や習癖の確認は必要だが、人見知りや恐怖心を覚える時期に慣れさせるだけの時間をかけれるほどの余裕がない。
先ずは親へアプローチして、気になることがあれば受診してもらうようにしている。 - 緊急を要する以外は積極的な処置は必要なく、歯科に慣れるための練習をしておくのは良いのではと思う。
6.赤ちゃん歯科に関する知識やスキルの向上を目指していますか?
知識やスキルの向上をある程度目指していると回答した方は最も多く40.5%、次いでどちらとも言えないと回答した方が29.3%、あまり考えていないと回答した方が19.1%という結果となりました。
7.勤務先で実施している赤ちゃん歯科の取り組みがあれば教えてください
- 恐怖感を与えないよう治療よりも楽しいと感じさせるよう接している。
- 妊婦の時から姿勢も含め赤ちゃんへの影響があることを伝えている。
- ママに抱っこしてもらいながら無理なく時間をかけて診察する
- 最初は治療をしないで歯医者に慣れさせることから始める
- 早い段階から予防の為に来院して貰うことで、恐怖心やデンタルIQの向上の対策をしている。
- 歯ブラシやフロスを嫌がらず出来るよう、歯医者に慣れるように怖がらせないように工夫しています
- 1歳児のブラッシング指導、食事指導
- 口周りの刺激などをしてあげたり、離乳食の与え方など
DentResearch調べ
■調査期間:2024年9月24日〜2024年9月30日
■回答者:歯科医療従事者440名(Dentwave.com会員)(歯科衛生士のcoe会員)
■調査期間:2024年9月24日〜2024年9月30日
■回答者:歯科医療従事者440名(Dentwave.com会員)(歯科衛生士のcoe会員)
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