投稿 理科教科書に「歯」を─岡山大学名誉教授 永井敎之

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義務教育の理科の教科書で、消化のしくみの項に口腔や歯の機能、構造図を入れるための運動(歯の一行、一図運動と名づけたい)を推進するべきだと考える。 歯科界の人間ならば誰もが、口腔、歯が消化器の一部であり、多くの機能を有している器官だという専門教育を受けている。近年、口腔、歯の軽微な病態が身体のフレイル、要介護への流れの入り口となると報告され、その重要性を多様な方法で国民に発信している。 歯科医師会等が今成すべきことは、保険点数に関する医政活動ではなく、これからを見据えて口腔、歯の構造機能の一文、一図を教科書へ掲載するための活動だろう。 提供:日本歯科新聞社
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