2014年度改定に向けた医科・歯科診療報酬要求ご案内

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全国保険医団体連合会 2013年8月8日

このたび当会では、社会保障及び医療保険制度、診療報酬の改善を求めて「2014年度改定に向けた医科・歯科診療報酬要求」を7月5日付で発行いたしました。

この要求は、当会が各都道府県の保険医協会とともに半年以上の議論を重ね、また学会や医療団体とも要求をすり合わせつつ構築してきたものです。

我が国の社会保障制度はこれまでに度重なる抑制を強いられてきました。

この結果、医療崩壊に歯止めがかからず、患者への質の高い医療提供に支障を来たすとともに、医療機関の経営危機が進行しています。

これに対し本会は、これまでに診療報酬引き上げの取り組みを行ってきましたが、医療崩壊を克服するためにも、診療報酬の引き上げだけでは患者、国民に負担を強いる結果になることから、2014年では診療報酬改定への要求に加え、社会保障全体に対しても要求すべきという結論に至りました。

とりわけ「消費税増税法」および「社会保障制度改革推進法」の成立により、深刻な経済危機を及ぼしかねない増税の推進、公費及び保険給付の縮小、患者負担大幅増をもたらす社会保障「解体」が計画され、さらにはTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加が国民皆保険制度を崩壊させる恐れもあることから、これらに対しても反対の立場で要求を盛り込んでいます。 

診療現場からの要求に、ぜひともご理解とご協力を何卒お願い申し上げます。

PDFのダウンロードはこちら(4.8MB)

http://hodanren.doc-net.or.jp/iryoukankei/14kaitei/hodanren_14yokyu.pdf

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