歯科医の衆院議員が診療報酬過大請求

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維新また問題発覚!歯科医の衆院議員が診療報酬過大請求 「党と相談し身の処し方決めたい」 産経 2013年12月27日 11:20 [政治の不祥事・疑惑] 日本維新の会所属の衆院議員で歯科医の新原秀人氏。安い素材で入れ歯の治療をしながら高価な合金を使ったと装うなど、実際よりも過大に診療報酬を請求していたという 日本維新の会所属の衆院議員で歯科医の新原秀人氏。安い素材で入れ歯の治療をしながら高価な合金を使ったと装うなど、実際よりも過大に診療報酬を請求していたという 日本維新の会所属の衆院議員で歯科医の新原秀人氏(51)が運営に関わっていた神戸市内の歯科クリニックが、診療報酬を実際よりも過大に請求していたことが27日、新原氏への取材で分かった。 額は昨年までの2年間で少なくとも50万円以上に上るとみられる。 新原氏は取材に対し「故意ではなかったが、ご迷惑をおかけして申し訳ない。党と相談して今後の身の処し方を決めたい」と話している。 ■保険医登録の取り消しも 過大請求が判明したのは、同市垂水区のJR垂水駅前で平成23年11月に開院した「新原歯科矯正歯科クリニック」(今年9月に閉院)。 主に新原氏の妻が診療を取り仕切っていたが、新原氏が実質的に管理していた時期もあった。 新原氏によると、保険適用外の治療なのに適用内と偽ったり、安価な素材を用いて入れ歯の治療をしながら高価な合金を使ったと装うなどの手口で、診療報酬を過大に請求していた。 窓口で実際よりも高い治療費を支払った患者28人に対しては謝罪を済ませ返金したという。 厚生労働省近畿厚生局では、すでに同様の事実を把握。 同クリニックの関係者から事情を聴くなどして調査を進め、新原氏の保険医登録の取り消しも視野に処分を検討している。 新原氏は兵庫県議などを経て昨年12月の衆院選で兵庫3区から出馬し、比例近畿ブロックで復活当選。 現在1期目で、衆院厚生労働委員会に所属し、維新の県総支部代表を務めている。 ■松井幹事長「本人がけじめを」 新原秀人氏が診療報酬を過大請求していたことについて、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は27日、「事実関係がはっきりすれば自ら解決しなければならない問題だ。 故意ではなかったということだが、諸官庁の判断によっては、本人がけじめを付けるのは当然だ」と述べ、議員辞職も含めた対応を検討すべきとの考えを示した。府庁で記者団の質問に答えた。
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