毎日放送 2013年12月24日 18:55
大阪府内の2つの歯科医院が、実際には行っていない治療を施したと装って保険請求し、診療報酬を不正に受給していたなどとして、近畿厚生局は保険医療機関の取り消しなどの処分を決めました。
豊中市の松島歯科医院は、実際には診療していない患者について、治療を施したと装うなどの手口で、2010年4月から去年12月にかけて306件の不正請求を行い、診療報酬およそ2,700万円を受給していたことが近畿厚生局の監査で発覚。http://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kinki/gyomu/gyomu/hoken_kikan/fusei_seikyu/documents/h251224-shobun-4.pdf
厚生局は、保険医療機関の指定取消などの処分を決めました。
また大阪市中央区にある春次歯科は、2010年4月から去年2月にかけて、524件の不正請求を行い、合わせておよそ700万円の診療報酬を受給していたということです。http://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kinki/gyomu/gyomu/hoken_kikan/fusei_seikyu/documents/h251224-shobun-5.pdf
診療所から16キロ圏内に限られる訪問診療の保険適用のルールを守らず、老人ホームへ訪問診療を行うなどしていたものです。
春次歯科は、関西で8つの診療所を展開する医療法人「歯友会」の医院の1つで、今年10月に廃業しています。
近畿厚生局は、保険医療機関取り消し相当の処分としました。
元保険医療機関の指定の取消相当(平成25年12月24日付)(PDF:203KB)
http://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kinki/gyomu/gyomu/hoken_kikan/fusei_seikyu/documents/h251224-shobun-1.pdf
元保険医療機関の指定の取消相当(平成25年12月24日付)(PDF:216KB) http://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kinki/gyomu/gyomu/hoken_kikan/fusei_seikyu/documents/h251224-shobun-2.pdf
元保険医療機関の指定の取消相当(平成25年12月24日付)(PDF:215KB)http://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kinki/gyomu/gyomu/hoken_kikan/fusei_seikyu/documents/h251224-shobun-3.pdf
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