日本でも、「きつい」「汚い」「危険」の3拍子揃った仕事は“3K”と呼ばれ、敬遠されている。当たり前だが誰だって精神的にも身体的にも害になるような仕事はしたくないだろう。
そこでアメリカのニュースサイトBusiness Insiderが、労働省のデータベースOccupational Information Network(O*NET)の情報をもとにまとめた『最も健康に悪い職業ワースト15』を発表。
今日はその中から、10位以内にランクインした仕事をご紹介したい。
10位 外科技術士
主な仕事内容:外科医や看護師などの監督下で手術のアシスタントをする。
健康リスク トップ3 ※カッコ内はスコア ・病気や感染症にさらされる(82) ・汚染物質にさらされる(81) ・危険な状態にさらされる(59)
9位 定置機関運転技師、ボイラー・オペレーター
主な仕事内容:エンジンやボイラー、その他の機械設備の操作やメンテナンス。
健康リスク トップ3 ・汚染物質にさらされる(99) ・危険な状態にさらされる(89) ・軽い火傷や切り傷、かみ傷、刺し傷を負う(84)
8位 浄水、廃水処理施設のオペレーター
主な仕事内容:浄水、排水処理のシステムやマシーンの操作、コントロール。
健康リスク トップ3 ・汚染物質にさらされる(97) ・危険な状態にさらされる(80) ・軽い火傷や切り傷、かみ傷、刺し傷を負う(74)
7位 出入国・税関検査官
主な仕事内容:出国、入国者の持ち物などを検査する。
健康リスク トップ3 ・汚染物質にさらされる(78) ・病気や感染症にさらされる(63) ・放射線にさらされる(62)
6位 足病医
主な仕事内容:人間の足の病気や奇形などを診断、治療する。
健康リスク トップ3 ・病気や感染症にさらされる(87) ・放射線にさらされる(69) ・長時間の着座(61)
5位 獣医
主な仕事内容:動物の病気やケガを診断、治療、研究する。
健康リスク トップ3 ・病気や感染症にさらされる(81) ・軽い火傷や切り傷、かみ傷、刺し傷を負う(75) ・汚染物質にさらされる(74)
4位 麻酔科医
主な仕事内容:手術の際の麻酔薬や鎮静剤の管理。
健康リスク トップ3 ・病気や感染症にさらされる(94) ・汚染物質にさらされる(79) ・放射線にさらされる(71.8)
3位 フライトアテンダント
主な仕事内容:機内で搭乗客の安全を確保し、快適さを提供する。
健康リスク トップ3 ・汚染物質にさらされる(88) ・病気や感染症にさらされる(77) ・軽い火傷や切り傷、かみ傷、刺し傷を負う(69)
2位 歯科医、歯科衛生士、歯科技工士
主な仕事内容:歯や歯茎の病気やケガ、奇形部分などを検査、診断、治療する。
健康リスク トップ3 ・病気や感染症にさらされる(87.8) ・汚染物質にさらされる(76.2) ・長時間の着座(73.6)
1位 細胞検査技師
主な仕事内容:病理医が診断をくだすための顕微鏡検査用に、体内組織から採取した病理組織を準備する。
健康リスク トップ3 ・危険な状態にさらされる(94) ・汚染物質にさらされる(91) ・病気や感染症にさらされる(75)
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