24年分政治資金収支報告書 収入増加、支出は微減 衆院選影響か 滋賀
産経新聞 2013年11月29日(金)7時55分
県選管は28日、県内で活動する政党支部や政治団体が提出した平成24年分の政治資金収支報告書を公表した。
収入総額は17億8772万円で前年に比べ3.4%増加。
収入総額から前年繰越額を引いた純収入額は12億9949万円で前年比6.0%増。
支出総額は12億2376万円で同0.5%減となった。収入が増加する一方で、支出は前年とほぼ同程度。
収入増は、同年12月に衆院選が行われたことが影響しているとみられる。
24年分については、提出義務がある政党支部と政治団体計983団体のうち、919団体が公表した。
政治資金規正法では公表が義務づけられているが、公表率は前年(94.8%)より少ない93.5%だった。
政党支部別の純収入額は民主が最も多く、次いで共産▽自民▽公明▽みんな▽維新▽社民-の順。収入のうち寄付の総額順は共産▽自民▽民主▽公明▽維新▽みんな▽社民-となった。
県選出の国会議員(24年中に在籍していた議員)が関係する政治団体で純収入額が最も多かったのは、前年と同じ元衆院議員の田島一成氏(民主)で1635万円だった。
政党支部を除く政治団体の純収入額では、嘉田由紀子知事が塾長を務める「未来政治塾」が2479万円でトップ。
次いで県会議員の「とみだ博明後援会」1280万円▽「県看護連盟」1237万円▽近江八幡市長の「冨士谷英正後援会」964万円▽「県歯科医師連盟」958万円-の順となっている。
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