web R25 2013年11月24日(日)7時00分
オーラルケアブームにより、歯みがきに対する意識が高まっている昨今。
より効果的に歯を磨くために、進化を遂げた歯ブラシが注目を集めている。
『あなたの人生を変えるスウェーデン式歯みがき』の著書である歯科医の梅田龍弘先生にお話を伺った。
「欧米と比べて、日本は歯みがきの指導をあまりやらないんですよ。一般的な歯ブラシを使う多くの人の歯みがき方法では、歯垢がちゃんと取れていないことがほとんどです」
歯垢が取れない原因の多くは、歯に対してブラシが直角に当たっていないため。そこで、先生が推奨しているのは、虫歯予防の先進国・スウェーデンで昔から使われているというワンタフトブラシだ。
「山型(ドリル型)にカットされたブラシで、持ち手は奥歯まで届きやすいようにカーブしているので、凹んだところや、歯の裏側などの磨きにくいところでも直角に面を捉えることができるんです。まずはこれで歯の磨きにくいところを入念に磨き、そのあと普通の歯ブラシで表面を磨くと、劇的に歯垢を落とすことができます」
ワンタフトブラシのほかにも、こんな変わった歯ブラシが。
この秋、花王から発売された「ディープクリーン 指で使うハブラシセット」は、その名の通り、歯ブラシを指に装着して歯ぐきをマッサージしながら歯を磨くというもの。シリコンゴムでできた指サック型歯ブラシなので、歯ぐきの状態を確かめながら歯と歯ぐきを磨けるのが特徴だ。
また、自分の歯形の3Dモデルをオーダーメイドし、そこにブラシを埋め込んで磨くというマウスピース型の歯ブラシがblizzident(アメリカ)から登場。
歯の形に沿ってブラシが埋め込まれているため、口にはめて6秒で歯みがきが完了するというから驚き!
進化した歯ブラシはどれも気になるものばかり。あなたはどれを使ってみたい?
(中村未来/清談社)
(R25編集部)
※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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