函館新聞 2013年11月21日
函館歯科衛生士専門学校(奥ひろみ校長、生徒87人)は20日、高齢者施設の函館百楽園(高丘町、澤田信子園長)で健口(けんこう)教室を開いた。
同校生徒を講師に、同施設の利用者46人が口の健康について学んだ。
高齢者に歯や口の健康を啓発するとともに、生徒の集団指導の実習を兼ねて昨年から実施している。
この日は3年生9人が講師となり、模型を使いながら歯や入れ歯のブラッシング方法を伝えたほか、食べ物をかんだり飲み込んだりするための筋肉を鍛える体操などを実践。参加者と一緒に歌うなど、和やかな雰囲気の中で行われた。
同校の杉林美樹さん(21)は「皆さんが熱心に聞いてくれたので緊張せず勉強してきたことを伝えることができた」と笑顔。加藤千鶴さん(21)は「いつまでもおいしく食べられるよう、口の健康を保ってほしい」と話していた。
記事提供
© Dentwave.com