警察歯科医ら郡山で情報交換 初の全国大会
福島民報 2013年8月25日 08:37
歯の特徴を手掛かりに、災害や事件・事故などの被害者の身元を確認する「警察歯科医」が情報交換する「警察歯科医会全国大会」は24日、郡山市のホテルハマツで開かれた。
日本歯科医師会の主催、県歯科医師会の主管。12回目で本県での開催は初めて。全国から歯科医や警察関係者約400人が参加した。
金子振県歯科医師会長と三塚憲二日本歯科医師会副会長があいさつした。檜垣重臣警察庁捜査一課検視指導室長、佐藤雄平知事、名和振平県警本部長が祝辞を述べた。
「これからの身元確認について考える〜東日本大震災を踏まえて〜」をテーマに講演会やパネルディスカッションを繰り広げた。パネルディスカッションでは小室歳信日本大歯学部法医学講座教授をコーディネーターに震災当時、県警本部鑑識課長だった久野浩いわき東署長らがパネリストを務め「生前情報システムの未来」のテーマで討論した。
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