訪問歯科診療サポートのメディパス(同)を子会社化

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エヌ・デーソフトウェア、売上高が100億円突破 3月期連結決算

山形新聞 2013年5月15日(水)9時02分

エヌ・デーソフトウェア(南陽市、佐藤広志社長)は14日、今年3月期の連結決算を発表した。

売上高は前期比19.6%増の107億3700万円で、初めて100億円を超えた。

経常利益は20.3%減の18億5千万円、税引き後の当期純利益は8.3%減の11億7600万円だった。

主力のヘルスケア等ソフトウエア事業は昨年4月の介護保険法の制度改正により、対応版ソフトの売り上げが好調に推移。

ユーザー数の伸びも増収に結び付いた。

ソフト開発の日本コンピュータシステム(東京)と訪問歯科診療サポートのメディパス(同)を子会社化したことで、受託開発等ソフトウエア事業とヘルスケアサービス事業は業績規模が拡大した。http://medicalplatform.jp/susume/?page_id=48

利益面ではコールセンターの人員増や営業拠点の新設など、ユーザーのサポート体制拡充に伴う費用増が響いた。

単体の決算は売上高が62億1千万円で前期比1.2%増、経常利益が15億2700万円で30.2%減、当期純利益が10億6100万円で10.7%減だった。

来年3月期の連結業績は売上高が114億円、経常利益が18億5600万円、当期純利益が10億8600万円を見込む。

事業拡大めざし発行可能株式増

エヌ・デーソフトウェアは同日、取締役会を開き、定款を変更し発行可能株式総数を現行の994万株から3千万株に拡大すること決めた。株式の流動性を高めるとともに、資金の調達枠を広げることで事業拡大につなげる狙い。

配当は東証2部上場を記念し、1株当たり10円増の25円としたほか、補欠監査役として那須修県司法書士会常任理事を選んだ。

いずれも6月25日開催予定の株主総会に提案する。

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