自民党・西村衆院議員事務所「歯科医師会には水面下で支援 さらに支援を」

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西村康稔・内閣府副大臣(無派閥・当選4回)は2月26日、都内で講演し内閣の一員として「アベノミクス」の実現に尽力を挙げていくことに全力を挙げていくとした。さらに「ここまでは、順調に推移しており、今年の参院選挙は、負けない選挙にはなると思っています。その後の政策は、既得権への規制改革が表に出てくるかもしれない」と一部展望を示した。

西村内閣府副大臣いわゆる厚生族の議員ではないが、商工族であり経済産業の政策通であるが、人工多能性幹細胞(iPS細胞)による再生医療研究など成長分野にも言及し、医療・介護の課題も指摘した。こうした背景した将来有望視されている、西村衆院議員と地元(兵庫県明石市他)の医療団体との関係について2月28日、国会議員会館内の事務所を訪ね、平野勝敏政策秘書と鬼塚千代秘書に歯科医師会の関係の話などを伺った。

当初は選挙区事情から無所属で出馬したが落選。次回から自民党公認で出馬し当選4回を重ねている。平野政策秘書は「自民党が与党時代は当然ながら、医師会・歯科医師会からの支援をいただいていたが、民主党が政権に就いてからは、団体は民主党に傾斜したが、兵庫県歯科医師会もそうでしたが、それまでの付き合いもあり、選挙区の地元では水面下で支援していただきました。元県歯会長の橋下猛伸先生には随分と支援をしていただきました」と当時を振り返った。昨年の総選挙では圧勝するとともに、今回の第二次安倍内閣で内閣府副大臣に就いたことに、貴重な職責を務めさせていただいています。今での関係でご支援いただいた団体ほか、厚生団体委員長代理の時、医療系の団体とのパイプができ幅が広がったと自覚しています。確かに一時期は、表立った歯科医師会とは会合やお付き合いがなかったが、政権交代したことで、堂々と歯科政策の議論ができる時期になったと思います」と今後への活動に理解を求めていた。特に歯科技工(士)に理解が深かった故戸井田三郎元厚生大臣にも話題は広がった。

また、注目された"維新の会"について、「"大坂維新の会"と、"大阪"がついている時は、勢いと迫力がありましたね。本当に脅威でした。しかし、大阪に代わって"日本"ついての"維新の会"は、それ事前の時は、様変わりしました。一つの勢力でしたが、"大坂維新の会"のそれとは違いました。」と評していた。

今夏の参院選挙に関しては「昨年の総選挙は、自民党が勝ったのではなく、野党の分裂・自壊による結果が、自民党を押し上げたと理解しています。事実、西村の投票も減っていましたから、まだまだ気を引き締めなくてならないです。投票率が低下しているのが気になります」と謙虚に選挙分析した。

鬼塚秘書は、歯科医師会について、「医療・介護の問題は不可避の大きな政策課題です。これからもご支援をいただけるように、西村も課題にしていますので今後とも宜しくお願い致します。」と改めて支援への理解を求めていた。

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