精神科・病院患者用の訪問歯科について

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2012年8月20日

私は現在精神科の病院で勤務する29歳男性です。

 

私の病院の患者さんは精神の病気であるため、自由に外出も出来ず、特に閉鎖病棟では患者さんの安全を守るため、1階分のフロア全体の出入り口に施錠がしてあります。

 

精神病の患者さんは、生活リズムも崩れており、歯磨きなどの行為も行わない人もほとんどで、虫歯を多く発症し、歯がない人たちが多いです。

 

そのため、歯科受診をしなければならないのですが、病院外に出ることは危険なため出来ず、訪問歯科にお願いしています。

 

訪問歯科は大学の歯科医がチームを組んで月に1度の頻度で専用車にのって院内を訪問してくれます。

 

そのため、院外へ受診しなくても院内で受けられるためとても助かっています。

 

最近では、患者さんの高齢化も進み入れ歯を作成する人も増えてきており、訪問歯科のスタッフも忙しそうに見えます。

 

患者さん自身も、病院内で歯科が受けられることに喜びを感じているようで、今までは歯がなく食事が柔食しか食べられなかったが、常食が食べられるようになって良かったと言う人も増えてきて、とても明るくなっています。

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