米国の歯科インプラント市場の規模に大きな影響

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医療機器の物品税、2013年の米国歯科インプラント市場で値上げを促進

株式会社グローバルインフォメーション

2013年07月16日 19時00分

株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社Millennium Research Groupが発行した報告書「US Markets for Dental Implants 2013 (米国の歯科インプラント市場)」の販売を開始しました。

医療技術市場調査の世界的権威であるMillennium Research Group(MRG)によると、2013年1月1日に発効された医療機器物品税は、米国の歯科インプラント市場の規模に大きな影響を与える見込みです。

一部のメーカーは製品価格を上げてこの新しい税金分を補てんすることを示唆しています。これによって企業はシェアの一部を失うことになるかもしれませんが、それでも多くの顧客が品質の良い製品を作るのに必要なコストを払うのに抵抗はないため、製品への需要への影響はほとんどなく、2013年の市場規模を拡大させると業界筋は見ています。

さらに、経済状況の安定を考慮すると、高級品の使用に回帰する歯科医や、カスタムアバットメントの導入増加により、価格は2021年までは維持される見通しです。

人口の高齢化や歯科インプラントに対する患者の意識向上により、治療量の拡大は今後も続くと見られます。

価格のわずかな上昇や治療量の拡大で、米国の歯科インプラント市場の2011年から2021年までの間の複合年間成長率は、約9%と予想されています。

この市場の特徴はニッチ分野が複数ある点で、使用用途が限られるためセグメントとして小さい小径・短小インプラントがそれに挙げられます。

しかしこれらの市場は、特定の状況下におけるこうした製品のメリットに対する認知度が上がっていることから、急速に成長する見込みです。

MRGのシニアアナリスト、April Lee氏は、「小径インプラントは今後10年の歯科インプラント市場全体のなかで5%以下にとどまるでしょう。

しかしながら、一般口径インプラント市場と比較して成長の速度は速いと予想されます。

これは、侵襲性が少なく、設置が容易であるといった製品メリットや、2ピースの小径インプラントに対する関心の高まりがその理由として挙げられます」と述べています。

 

市場調査レポート: 米国の歯科インプラント市場

US Markets for Dental Implants 2013

http://www.gii.co.jp/report/mrg87445-dental-implants.html

出版日: 2013年06月01日 

発行: Millennium Research Group

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