県の巡回歯科診療が廃止の方向で歯科診療所建設へ

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波照間に歯科診療所 竹富町議会一般質問

 八重山毎日新聞 2012年12月14日 

 

竹富町議会

  

沖縄県が巡回診療廃止方針上原港への雑排水問題、下水道整備急ぐ

 竹富町議会(西大舛髙旬議長)は13日、一般質問最終日を行い、前泊竹宏、仲里俊一、渡久山康秀、東迎一博氏の4氏が登壇した。

このうち、定期歯科診療の実施に向けて、川満栄長町長は「県の巡回歯科診療が廃止される方向にあり、特に地理的条件が不利な波照間島については定期的に歯科診療を受診できるよう鋭意取り組んでいる」と答え、歯科診療所建設に意欲を示した。

東迎氏に対する答弁。

 歯科診療所建設について與那覇忠健康づくり課長は「波照間小中学校西側の元診療所跡地を予定して進めており、2013年度の予算要望で事業計画を提出している」と説明した。

 仲里氏がただした上原港への生活排水の流入について川満町長は「公共下水道事業、農業集落排水事業、合併処理槽の3パターンの中で、各島の特色に合わせて整備する方向で協議していく」と答えた。

 これに仲里氏は「世界自然遺産登録への話があっても、生活排水による海洋汚染が進んでいる。早めに整備すべきではないか」と追及。

川満町長は「早めに協議して計画を立てるよう全力で取り組みたい」と述べ、下水道整備に積極的な見解を示した。

 県の離島住民交通コスト負担軽減事業に川満町長は「県はJR並みの交通コストを設定しているが、設定対象が貨客船のため、町民は貨客船をほとんど利用していない現状を訴え、改善を求めている。県の事業もスタートしたばかりなので、課題を集約して検討している段階だ」と答えた。渡久山氏に対する答弁。

 

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