医療は、何故このような状態になってまったのか?日本経済新聞に掲載された日本医師会の対談広告企画(12月21日紙面)。日本医師会常任理事の今村聡さんが、「昔と違うのは今の医師は、診療以外の種類仕事が非常に増えて、それが長時間労働の原因になっている」と発言。東海大学医学部教授の保坂隆さんは、「要するに昔のように医療行為だけに純粋に専念できる環境ではなくなったのだと言える」と指摘している。日医が実施した「勤務医の健康と支援のあり方に関するアンケート調査」によると以下の問題点が浮彫りに。
1) 週1日休みが取れていない人が46%。
2) 平均睡眠時間6時間未満の人41%。
3) 自分の体調不良があったとしても、全く相談しない人が53%。
4) メンタル面では、自殺について週に数回以上考えている人6%。
そこで、頑張りすぎずにストレスを健康的に発散しよう。病院側には、医師の休息に理解を求める。また、病院内での「産業医」の役割をもっと明確にし、健康管理などを医師個人に任せずに、もっと組織的に対応することも必要。以上が、対談の結論
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