柏市総合保健医療福祉施設「ウェルネス柏」が完成し、4月6日、開所記念式典が行われた。
秋山浩保市長の念願であったウェルネス柏には、特殊歯科診療所があることで注目される。
保健所、夜間急病診療所、地域生活支援センター、こども発達センターなどの複合施設である。
約7300平方メートルに整備し、鉄筋コンクリート5階建てで、延べ床面積は約9900平方メートルで。建設費は約34億円。
1.健康診断機能
結核予防法に基づく定期外健康診断の実施機関、健康危機時の対策として健康診断の実施機関としての機能を果たします。
2.検査機能
残留農薬、重金属、添加物等の食品衛生検査、検便の持込検査、飲料水の委託検査等の各種検査業務を行います。
3.相談機能
心身の健康に関する個別の健康相談に応じるとともに、各種の保健事業等と連携し、市民の健康づくりを推進する相談窓口の役割を果たします。
4.健康増進機能
生涯を通じて一人ひとりの健康度に応じた心身の健康づくりを支援し,食生活口腔保健指導,運動・レクリエーション等の具体的な健康増進・生活習慣指導を行います。
5.健(検)診機能
1歳6か月児、3歳児健診や予防接種を行います。
6.言語指導機能
言語に問題を持つ児童とその保護者に対して、問題の軽減を図るために、対象児とその保護者に必要な助言・指導・訓練を行います。
医療サービス部門
1.夜間急病診療機能
夜間、休日、年末年始における救急患者に対する初期医療を担当する医療機関とし、内科・小児科等の一般外来診療機能を果たします。また、診察の結果、必要に応じて2次・3次救急医療機関との連携のもとに転院を行います。
2.休日急患歯科診療機能
休日及び年末年始の急患歯科診療機能を果たします。
3.特殊歯科診療機能
障害児・者や要介護の高齢者等の自分の意思とは異なった動き等を行う患者に対する歯科診療を行います。全身麻酔による治療を行う設備を整えます。
4.薬局機能
薬を患者に処方します。
福祉サービス部門
1.知的障害児通園施設機能
就学前の知的障害のある児童を保護者のもとから通わせて、生活・学習・運動等の指導を行います。通園には、施設のバス又は自家用車を使用します。
柏市立十余二学園が移転してきます
2.肢体不自由児通園施設機能
上肢、下肢又は体幹の機能に障害がある児童を保護者とともに通わせて、治療するとともに機能訓練及び生活指導を行います。通園には、施設のバス又は自家用車を使用します。
柏市立柏育成園が移転してきます
総合サービス部門
1.総合相談機能
保健・医療・福祉の総合的な相談窓口を設置します。
2.情報提供機能
市民の健康づくりや保健・医療・福祉サービスに関連する情報の蓄積・提供を行います。
3.世代間・地域交流・協働活動支援機能
市民の多様な交流やボランティア活動への参加に関して積極的な促進を図ります。
4.市民交流機能
市民の交流を促進します。
管理部門
本施設に設置する保健・医療・福祉の各部門の管理調整機能
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