毎日新聞 2013年08月22日 地方版
災害時に口腔(こうこう)ケアなどを円滑に進めようと、東海村は19日、東海歯科医師会と災害時協定を締結した。災害発生時、歯科医師会が避難所などで診察やケア指導をするほか、身元確認の協力などを行う。役割を明文化することで、災害時に円滑な活動が期待できるという。村上達也村長は締結式で「災害時に口の中を診てくれる医師がいると助かる」と話した。
歯科医師会との災害時協定を巡っては3月、県と県歯科医師会が協定を締結。「県のみの協定では絵に描いた餅になる」(森永和男・県医師会会長)として、各自治体とも順次協定を締結している。これまでに那珂市や常陸太田市、常陸大宮市が同様の協定を締結しているという。
【杣谷健太】
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