汚水槽から顔の一部とみられる骨とインプラントを発見−八王子ホスト失踪

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八王子ホスト失踪、知人の男女5人を逮捕 死体損壊・遺棄容疑

産経新聞 2013年9月18日(水)12時55分

 

東京都八王子市のホストクラブ経営、土田正道さん=当時(43)=が平成22年から行方不明になっている事件で、警視庁捜査1課は18日、死体損壊・遺棄容疑で、ホストクラブ経営、玄地栄一郎(31)=同市大和田町=と同店従業員、阿部卓也(26)=同市犬目町=の両容疑者ら男女5人を逮捕した。捜査1課によると、いずれも容疑を否認している。

 

情報提供を基に、一緒に逮捕された阿部容疑者の実父で会社員、阿部秀樹容疑者(59)の自宅を捜索し、敷地内の汚水槽から顔の一部とみられる骨とインプラント(人工歯根)を発見。同型のインプラントは国内で約600個作られていたが、歯科医院への捜査などから土田さんのものと断定された。捜査1課は玄地容疑者らが土田さんとトラブルを抱えていたとみて、死亡の経緯についても調べる。

 

逮捕容疑は22年11月25日から12月ごろ、同市内で土田さんの遺体を損壊し、遺棄したとしている。

 

土田さんは同年11月25日朝、妻に「知人に会う」と言い残して自宅を出たまま失踪。玄地、阿部両容疑者は昨年、土田さんの携帯電話を壊して山中に捨てたとして器物損壊容疑で逮捕、起訴され、執行猶予付きの有罪判決を受けていた。

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