水野智彦衆院議員 減税日本に合流する見通し

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民主党:離党の水野氏「第三極」に望み 県連幹部「政治行動一貫性ない」 /千葉

 毎日新聞 10月30日(火)10時49分配信

 

 民主党県連に所属する水野智彦衆院議員(比例南関東)が29日離党届を提出し、減税日本に合流する見通しとなった。

選挙区地盤を持たない水野氏は、来夏の参院選で比例代表から立候補を模索していたが、業界団体の推薦獲得が難航し、「第三極」に加わることに望みをかけたとみられる。消費増税法案に反対して以来、離党を巡り態度が揺らぎ続けた水野氏に、民主党県連からは「政治行動が一貫せず理解できない」(幹部)と冷ややかな声もあがっている。【田中裕之、斎川瞳】

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 「党の方針、政府の方針に疑問を感じ、ついていけない」。

離党届を提出後、衆院議員会館で開いた記者会見。

水野氏は、党・政府の消費税への対応や復興予算の使い方などを批判しながら離党の理由を述べた。

 歯科医師の水野氏は89年に勝浦市で水野歯科医院を開業。

07年に無所属で県議選(勝浦市・夷隅郡選挙区)に立候補したが落選した。

09年衆院選で、当時の小沢一郎・民主党代表代行(現国民の生活が第一代表)の誘いで民主党の比例南関東ブロックの単独候補になり、初当選した。

当選後は小沢氏と行動を共にし、6月の消費増税法案の衆院採決で反対票を投じた。

小沢氏は7月、他の造反議員と一緒に水野氏から預かった離党届を提出したが、水野氏は撤回。

その際、支援者から「何しに国会に行ったのか」などの批判があったことを明かし「政策をやるという初心を忘れていた。来年度の予算までしっかり民主党でやらせていただく」と反省していた。

しかし、水野氏の"迷走"は続いた。

来夏の参院選の比例代表候補になるため、8月に日本歯科医師連盟の選考委員会で意見を述べるなど同連盟の推薦を得ようと活動していたが、自民党の石井みどり参院議員の推薦(今月18日に内定)が有力視されたことなどから、今月に入り断念。

その一方で、9月には毎日新聞の取材に対し「いろいろなところから(勧誘の)話があって、話だけは聞いている」と第三極勢力に接触している事実を認め、「(離党は)これから先どうなるか分からない」とも述べていた。

 関係者によると、水野氏は民主党側から次期衆院選で同党の候補がいない県内の空白区に立候補を打診されたこともあったが、選挙地盤がない水野氏は躊躇(ちゅうちょ)。

民主党県連の田嶋要代表は「(離党騒動の度に)本人は『二度とこういうことになりません』と言っていたのに。離党は残念だが、気持ちが揺らぐのは本人の性格だろう」と突き放した。

水野氏を支援してきた県歯科医師連盟の砂川稔会長は「26日に本人と電話し、離党の意思を知った」と戸惑いを隠さず、「今後の成り行きを見て対応を考えたい」と述べるにとどめた。

 10月30日朝刊 

 

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