歯髄細胞バンクの活動と再生医療の現状

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講 師 鶴見大学歯学部教授 病院長  斎藤 一郎氏 概 要  現在、再生医療技術は凄まじい進歩を遂げており、一方でその実用化には再生医療を安全に効率良く行うための適切な細胞の選択が求められております。

演者はこれまでの一連の研究から、歯科医療施設で医療廃棄物として処理される「親知らず」や、「乳歯」に含まれる歯髄細胞が再生医療の早期実現に極めて理想的な細胞であることを明らかにしてきました。

本講演では歯髄細胞バンクの活動について概説します。 日 時 2011年6月2日(木)午後7:00〜9:00 会 場 保険医協会会議室    アクセスマップ

http://www.iiiryou.com/access.html 参加対象 会員(会員医療機関のスタッフ、ご家族も可) 定 員 100名 参加費 無 料 申し込み

お問い合わせ 事前に歯科部会までお電話にてお申込みください

(電話 045−453−2411) 備 考

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<参考>

設立趣意「歯髄細胞バンク」は、歯科医療にとって国民の健康保全や再生医療発展の貢献に留まらず、 歯科界の活性化として大きなチャンスであると捉えております。

歯髄細胞の培養技術の普及や細胞の医療現場への安定供給のためには、収集源となる全国 の歯科医療施設の協力が不可欠です。

また、再生医療技術は凄まじい進歩を遂げている一 方で、再生医療に関わる研究者や技術者が圧倒的に不足しており、当プロジェクトでは、 歯科医師に対する再生医療技術者の養成プログラムも具現化し歯科医師の職域の拡大も推 進致します。

他方、歯髄細胞を用いた研究開発については、大学等研究機関の協力のもと、 この度「歯髄細胞バンク学術研究会」を発足し、全国の歯科大学ネットワークを中心に、 歯科と医科の連携を強化し、歯髄細胞を用いた様々な学術研究に取り組みます。

歯髄細胞バンク学術研究会代表鶴見大学歯学部口腔病理学講座教授・病院長斎藤一郎

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