歯科10%アップの診療報酬改定を要求

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  全国保険医団体連合会が歯科分野に焦点を当てる。  次期は、10%アップの診療報酬改定を要求するとしている。以下は歯科代表:宇佐美宏の挨拶。  現在、日本の歯科医療は、未曾有の危機に直面しています。患者、国民は相次ぐ自己負担増で歯科受診から遠ざけられ、歯科医療機関は1980年度以来の診療報酬マイナス改定で経営危機に陥っています。  そのため、職員体制の縮小などによる歯科医療の質確保が困難になってきています。中医協議論でも、委員からは、「歯科医療には特段の配慮が必要」との発言がなされています。 保団連・保険医協会は、患者、国民の健康を守り、医療現場の声を反映して医療改善運動に取り組んでいる医科・歯科一体の団体です。 かつて「保険で良い入れ歯を」運動を全国展開し、我が国の約過半数の自治体から意見書採択を取りつけ、総義歯の40%点数アップを実現させたり、精力的な会員署名の成果として、再診料アップを勝ち取ったりした実績をもっています。 同時に、社保審査対策、経営、税務、共済活動など「身近で頼りになる団体」をめざして会員に役立つ活動を展開しています。 現在、口腔と全身の健康との密接な関係が様々なデータによって説明され、国民の口腔に対する関心は、かつてなく高まっています。 過去の実績が示すように、状況は自らが作り上げ、変えうる可能性があることに確信をもって保険医協会・医会に入会し、全国10万会員と共に医療改善運動を推進いただけますようお願いします。
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