歯科衛生士が育つ歯科医院の職場環境を考える

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東京デンタルショーの会場で、歯科衛生士専用のユニットを見た。

メーカーの展示担当者に聞くと300万円以上の価格であった。

歯石の除去やPMTCなどを専門に行う歯科衛生士予防専用のユニットだった。

先日の東京歯科保険医協会のメディア懇談会では、同会の歯科衛生士アンケートをもとに話題を提供し意見交換をした。

「18歳で高校を卒業し、歯科衛生士学校で3年学び、国家資格を取り21歳で歯科医院に勤務し、長くても4、5年勤めてやめてしまう。そのような事実を踏まえ歯科医師は歯科衛生士のことをどのように考えているのか。本来の歯科衛生士のあり方があると思うが、辞めたら新卒の歯科衛生士をまた雇用する。それで歯科医師はいいと思っているのか。10年以上、勤務する歯科衛生士はまれだ。歯科衛生士が育つ職場環境はつくれないものなのか。歯科医院では無理だとあきらめているのか。歯科衛生士の職場を考えたときに、もう一度きちんと考える必要があるのではないか。あるいは今後、非常勤の歯科衛生士がどんどん増えていくのではないか。歯科衛生士の職場環境は明るくないと思われるが、どうなのか?」という問いかけがあった。

歯科衛生士が辞める理由は、待遇問題ではなく長時間労働、長く勤めてもスキルアップできない、人間関係が嫌になったなどとされている。

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