歯科用エックス線等に特化した研究所を設置 アールエフ

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須賀川にX線機器研究所新設へ アールエフ

福島民報 4月24日(水)10時31分配信

 須賀川市に東北事業所を開設した医療機器製造・販売のアールエフ(丸山次郎社長、本社・長野市)は23日、同事業所敷地内に、高度なエックス線機器の研究、開発を進める先端医療機器技術研究所(仮称)を平成25年度内に新設すると発表した。

企業がエックス線に特化した研究所を設けるのは国内で初めてという。

 同社の主力製品は歯科用のデジタルエックス線コンピューター断層撮影(CT)の「NAOMI(ナオミ)−CT」や医科用の「NAOMI」。

従来のようなフィルムを使わず、診療中に患部の画像を写し出す。

「NAOMI」は医科用のエックス線機器では国内トップ級のシェアを占め、米国など海外にも販売網を拡大している。

 新設する研究所では、こうした技術をさらに進化させる。

エックス線の中から不要な波長をカットして人体に優しく、診断精度を高めた独自のエックス線開発を目指す。

建設や設備投資など総事業費は約15億円。

 当面は本社から約10人の技術社員を配置し、福島県内で約25人の新採用を計画している。大学など専門機関との提携も検討していくという。

福島民報社

<参考>

http://www.rfsystemlab.com/company/shien/index.html

http://www.rfsystemlab.com/news/pressrelease/1103rental.html#rentallist

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