歯科用インプラント「ヨシオカ オクタフィックス」を開発

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経済 : ヨシオカ「歯科インプラント」開発 新"長野ブランド"期待 

長野日報 更新:2013-7-3 6:00 

駒ケ根市に工場がある特殊精密加工部品製造のヨシオカ(横浜市)は、歯科用インプラント「ヨシオカ オクタフィックス」を開発し、1日から販売を始めた。

従来は国内の会社にOEM相手先ブランドによる生産)供給してきたが、約20年にわたる経験を生かし、自社ブランドとして商品化。歯科プラントメーカーは県内唯一といい、新たな"長野ブランド"としても期待されている。

インプラントは歯を失ったところに植え込む人工歯根。歯科治療に使用される。同社は特殊精密加工のほか、精密切削、精密鍛造、熱処理、研磨、表面処理などの技術を生かし、1993年に医療機器分野に参入。95年から歯科用インプラントを共同開発し、OEM供給してきた。

歯科用インプラントはヨーロッパのメーカーがシェアを握る中、同社は西洋人とモンゴロイド系アジア人の骨量・骨質の違いに着目。信州大や松本歯科大の協力も得て、日本人に合うインプラントの開発を進めてきた。

今回の製品では、材料に通常の製品より強度、生体親和性に優れた高級グレードの純チタンを採用するとともに、独自の表面処理により骨芽細胞の早期成長を促進。高い初期固定と安定的な骨形成を実現したという。

同社の好村昌之・取締役営業部長は「高齢化もあってインプラントによる治療方法は急速に普及している。インプラントはヨーロッパのメーカー、という先入観を払しょくしたい」と話す。

同社は自社ブランドでの販売を見据え、コンピューターグラフィクスを活用した埋入マニュアルと製品カタログを県地域資源製品開発支援センター(松本市)の支援を受けて作成。同センターは「今回の製品はヨシオカの自社ブランドであると同時に、長野県発ブランドとして期待される」としている。

http://www.kk-yoshioka.co.jp/greeting.html  

【厚生労働大臣による医療機器製造販売業許可取得】

厚生労働省より医療機器の製造販売業の認可を取得し、安全で有用な歯科用インプラントを製造しております。歯科用インプラントとは人工歯根のことで医療機器として歯科治療に使用され近年著しく普及しております。

当社は固有技術の精密切削加工により成形、製造するものであり、信頼性の高い安全な製品であるとの評価をいただいております。

なお、この事業は (品質国際規格)並びにISO13485(医療機器国際規格)の認証を取得しております。

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