歯科材料「アルギン酸塩」の水溶液の噴出で噴火実験

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児童が富士山の噴火実験に挑戦 常葉大富士で講座

@S[アットエス] 8月7日(水)8時55分配信

富士山が高く美しい理由を探る講座「富士山からの挑戦状 富士山噴火実験」が6日、富士市の常葉大富士キャンパスで開かれ、牧之原市の小学生40人が富士山の"不思議"に迫った。

児童は模型の富士山頂に通した筒から、溶岩に見立てた歯科材料「アルギン酸塩」の水溶液を噴出させる噴火実験に挑戦。

4種類の濃度の水溶液で取り組み、薄い濃度の水溶液がより遠くまで流れてから固まる様子を観察した。

実験後には固まった材料を切断し、溶岩流が幾重にも層をなしていることを確認した。

講師を務めた同大社会環境学部の山田辰美教授は、「さらさらな溶岩が流れ出る非爆発的噴火を何度も繰り返し、富士山の末広がりの美しい裾野ができた」と富士山麓の傾斜について説いた。

受講した牧之原市立細江小6年の飯田了英君(12)は「今まで知らなかった富士山の秘密が分かった」と笑顔を見せた。

静岡新聞社

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