歯科医療の問題点、課題は何か?

カテゴリー
タグ
記事提供

© Dentwave.com

【歯の移植手術】

 保存不適で抜歯した歯の抜歯窩に同一患者から抜歯と同時に抜去した埋伏又は智歯を抜歯と同時に移植した場合に限り算定する。 移植する歯(智歯、埋伏歯)の抜歯料と移植手術料の算定(移植側の抜歯料は不可)

 摘要欄 手術部位及び移植の原因又は理由

【歯肉息肉除去手術】日を違えても54点のみ

 手術野又は病巣単位の算定。隣接歯の同時2回の息肉除去は原則的にはない。

【歯槽骨整形手術、骨瘤除去手術】

 1歯相当単位の算定。感染根管処置にあたり、穿孔を歯肉剥離して封鎖した場合は本区分。FOPと骨代用物質を挿入した場合は術野又は病巣を単位として本区分を算定。

【口腔内消炎手術】

 部位、症状、術式、切開線の長さをカルテ記載。

【歯周外科手術】(3分の1顎につき)

 同時に3分の1顎を超えた場合は、3分の1顎につき30/100を加算する。歯科疾患継続指導料の算定期間中は、歯周外科手術に係る費用は算定可。レセプトの記載欄は「処置:手術」の「その他」の欄。

【床副子】

 簡単680点;出血創の保護と圧迫止血を目的としてレジン床(止血シーネ)困難1530点;咬合挙上副子、歯ぎしりと睡眠時無呼吸症候群に対する咬合床(アクチバトール式のものを除く)著しく困難なもの;歯ぎしりと睡眠時無呼吸症候群に対する咬合床(アクチバトール式)スリープスプリントは印象から調整まで1回(1装置)の取扱い。

【床副子調整】

 睡眠時無呼吸症候群に対する咬合床は装着時又は装着後1日以内に120点、1回限り。咬合挙上副子(レジン添加)220点、月1回

【歯冠修復物又は補綴物の除去】

 同一歯に2個以上又は一連の除去は主たる点数のみ。摘要欄に部位、種類(病名に係らず)困難な除去とはFCK、Pul・Perのインレー、ポンティック、連結冠の切断。

【手術】

 同一手術野、又は同一病巣につき、2以上の手術を同時に行った場合の算定は主たる手術の点数のみにより算定する。ただし、抜歯、ヘミセクション、抜歯窩掻爬手術、歯根端手術、再植術、移植術を単独で行う場合については、個々の区分により規定する算定単位に応じて算定する。同一病巣に対して複数の手術を行った場合、主たる手術の点数を算定し、従たる手術においてはカルテに手術の名称、内容、部位等を記載する。完全抜歯が困難で抜歯中止の場合、難抜歯で算定。

【歯根端切除手術】

 歯冠修復物の除去をさけるための根切術は不可。歯内療法が必要。

【歯の再植術】

 外傷性の歯の脱臼の再植、摘要欄に手術部位及び再植の原因又は理由。

【根管貼薬処置(消炎処置)】

 抜歯前提の消炎根管拡大は根管貼薬14点又は感染根管処置120点を1歯につき1回に限り算定する。摘要欄にその旨、部位を記載。120点を算定後は根管貼薬の算定は不可。

【根管充填】

 加圧根充加算。歯科エックス線撮影(デンタル)で確認できた場合に算定可。カルテに気密な根充確認を記載。 歯根未完成永久歯に暫間的根管充填を行う場合、1回に限り根管数に応じて根管充填の所定点数を算定する。加圧根充は算定できない。

【暫間固定 T−Fix】

 レジン連結冠固定法、連結紮法、エナメルボンド法により暫間的に歯冠を連結固定すること。

・ 簡単なもの...歯周外科手術を伴わない場合で、固定源となる歯を歯数に含めない4歯未満の暫間固定。4歯未満の歯周外科の固定は歯周外科の点数に含まれる。・ 困難なもの...歯周外科手術を伴う場合の固定源となる歯を歯数に含めない4歯以上の暫間固定。外相により脱臼した歯、再植術、移植術に伴う固定は歯数にかかわらず困難なもの。・ 著しく困難なもの...連結鉤固定法、レジン床固定法によるもの。・ エナメルボンド法により連結固定した場合、装着料と装着材料料は算定できない。

【暫間固定装着修理】

 レジン連結冠固定法の修理は1装置につき簡単なもの70点、レジン床固定法の修理は1装置につき困難なもの220点を算定。

記事提供

© Dentwave.com

この記事を見ている人がよく見ている記事

新着ピックアップ