歯科医師を3年時に編入させる学士入学枠を新設

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 岩手医科大学(小川彰学長)は、全国の歯学部を卒業し、免許を取得して2年目までの歯科医師を3年時に編入させる学士入学枠を新設する。 これに伴い、歯学部の募集定員は10人削減し70人とする。来春の2010年度から、医学部定員を10人増やし120人とするが、増員する10人のうち5人程度は新入生で、残りが歯科医師を3年時に編入させる学士入学枠。9月30日に文部科学省に仮申請。 定員増減計画は、9月28日の同医大の理事会で承認された。歯科医師対象の学士入学枠は、医・歯学部の両方がある大学が歯学部入学の定員を削減する特例により実施。既に文科省の内諾も得ている。医学部の定員増は文科省が7月に示した「大学医学部の定員369人増の方針」を受けて決めた。増員する10人のうち、新入生を対象とする5人程度は将来、県内で働く意思を持つ人が対象。岩手県出身者に限定せず、県医療局奨学金事業の活用を検討している。 9月30日に文科省に仮申請し、10月末までに正式申請する予定である。条件を満たせば11月中に認可される見通し。
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