歯周病菌と口腔癌進展機構についての研究実績で解説

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既報のとおり第31回日本顎咬合学会学術大会・総会 が6月29、30の両日は、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開かれた。

3000名を超える事前登録参加者があり、最終的に5000余名が参加した。

「いよいよ、Marchack 先生が来ます!アキヨシダ先生が来ます!新・顎咬合学が始まります! 全身の健康を担える歯科医療人となるために、6月29日、30日は、東京国際フォーラムに居ることが大切です! 『新・顎咬合学 その魅力と可能性-』に触れようとしています。この波に乗り遅れないよう、当日参加窓口へお急ぎください! 」との呼びかけに会員たちが応えた。

 同学会は「臨床医が創る臨床医のための学会」「歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士の三位一体の学会」の特色を活かすため多彩な演題が用意された。

国民が渡辺隆史大会長は挨拶のなかで、以下述べた。

「口腔の健康が全身の健康の源であることを真剣に考えるようになったとき、歯科臨床医の果たすべき役割と責任はさらに大きなものとなるでしょう。国民が歯科の恩恵を享受できるように、我々は日々研鑽を積まなくてはなりません」

30日、ガラス棟の会場では「歯科医療従事者として知っておきたい最新のち意識」をテーマに口腔がんについて、最新の情報が提供された。

演者は草間薫さん(明海大学歯学部病理学教授)。

口腔がんの発生・進展に関する知識

−最近の知見から−

草間 薫(明海大学歯学部病態診断治療学講座)

歯周病菌がさまざまな全身疾患と関連していることはすでに広く知られている。

しかし、癌との関連となると如何でしょうか? 歯周病と口腔癌に関する研究を行い、歯周病菌と口腔癌進展機構について研究実績を持つ口腔病理学者の草間教授に解説した。

なお、会場入口には、撮影、録音、録画を禁止しますの張り紙があった。

動画発信もする医科歯科通信の特長は禁じ手。

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