歯周病などの病細菌による炎症が早産につながる

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熊本県では、第5次熊本県保健医療計画(平成20年度から平成24年度まで)を策定しました。本計画では、脳卒中や急性心筋梗塞等の疾病ごとの医療連携の構築を目指しており、疾病の状況に応じて対応ができる医療機関名を随時公表することとしている。 熊本県は早産予防策として、自治体や熊本大学歯学部などが連携し、歯周病や子宮内感染症の治療を天草地区で行った。  歯周病などの病細菌による炎症が早産につながるとされるためで、2007年7月〜08年3月に県の予算で実施。同地区の妊婦720人は検診のほか、歯石除去や、子宮内感染症の心配がある場合は抗菌剤の処方などを受けた。 この妊婦たちから生まれた赤ちゃんのうち、集中治療が必要とみられる目安1500グラム以下で生まれたのは2人。同地区では過去5年が年間9〜11人で、これに比べても少なかった。  県は昨年、市町村の担当者や産科医、歯科医らに調査結果を公表し、県内での取り組みを呼びかけた。
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