社団法人長野県歯科医師会は長野県国民健康保険団体連合会と共同で、長野県の65歳以上の高齢者の歯の健康(歯の残っている本数や歯周病の程度等)と全身に関わる医療費について調査研究を行った結果、「歯の数が多いほど医療費は低い」ことが明らかになりました。
http://naganokenshi.or.jp/news/20090417.html
去年5月に歯医者にかかった65歳以上の県民のうち、生活習慣病で受診した2万件余りの医療費の請求書・レセプトを分析しました。
その結果、残っている歯が「0から4本」の人の場合、1か月の平均診療費は2万4814円だったのに対し、「20本以上」では1万7648円で、7000円以上の差が出ました。
県の歯科医師会では「歯の健康を守ることが医療費の軽減につながる」とし、虫歯の予防の大切さを訴えていくことにしています。
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