東京都歯科医師会 代議員会で浅野紀元会長が挨拶

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東京都歯科医師会の第180回代議員会が9月6日、歯科医師会館で開かれた。

開会の辞、点呼のあと浅野紀元会長が挨拶した。

ついで、日歯大久保会長など各来賓が挨拶した。

浅野会長は、1)「国民皆保険」の堅持、医療保険制度改革などについて、一日も早い国民会議の設置により議論の緒についてほしい、2)末入会者対策の第1段段階として、発想の転換をキーワードに、「歯科医師会のPR」、「体験入会」について検討してきた、2)まず、東京都歯科医師会が公衆衛生事業を通じて社会貢献を進めることで、都民に我々の行っていることを理解してもとうことから始めた、3)第2段階として平成21年度か在京5歯科大学の協力のもと、継続的に本会が受け持つ授業および研修医向けの講義を各大学において行ってきた、4)また、歯科医学会とは口腔がんの啓発事業等で繋がりが一層強固になると期待している。歯科医師会、大学歯学部、歯科医学会の三者が連携をとっていくことが今後の歯科界の発展へ繋がるものと確信している、5)「研修医の時から会員に」との発想は、平成13年に私が都歯代議員になって初めての代議員会での発言で「平成18年度から研修医が制度化するので、その前に歯科医師会から大学へ寄付をして、研修医が会員になるように日歯に提案してほしい」と質問したことから発している、6)歯科医師会で行われている地域医療を、研修医に現場で体験してもらう計画がある、7)「緊急時歯科医師応援システム」の構築。現在、在京5歯科大学へ打診をしており、実施に至るところまできている、8)また、昨年度新設した委員会の一つである「歯科医療体制検討臨時委員会」では、各大学から口腔外科、病理学講座から教授陣を委員として迎え、有識者の方々の貴重な意見を聞けるようにした、9)被災地における歯科医療や身元確認の重要性は広く認知されているところであるが、大規模災害に備え、「大規模災害に対する生前のデータベースの整備」の必要性を強く感じている、10)歯科衛生士学校は、昨年度も国家試験の合格率は100%であった。今年は定員をオーバーする53名の入学者があった、11)私は就任直後から一貫して「歯科医師の社会的認知度の向上」に繋がる思いから会務を執行してきた、12)本会が目指す都民への公益事業の一層の拡がりが公益法人で見込め、今まで以上に魅力的な歯科医師会になると確信している。 

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