東京歯科大学の水道橋移転計画は予定どおり

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東京歯科大学は創立120年を迎え、記念事業が注目を集めている。

記念式典・祝賀会(5月22日開催)、記念学術講演会 第289回東京歯科大学学会と併催(5月8、9の両日、終了)である。

また、これを機に計画されていた東京・水道橋への移転は、資金問題もあって危ぶまれていたが、予定どおり進んでいる。

基本計画は昨年11月に完了、現在まで詳細な作業が進んでいる。

計画によると、平成24年4月に、さいかち坂校舎(千代田区の神田駿河台)を開校し、新入生が入学する。

平成25年4月にはリパーク駐車場跡地の水道橋校舎新館が完成する。

また、現在のTDCビルの改修工事が同時に25年完了し、利用を開始する予定。

なお、さいかち坂校舎は1、2年生が学び、リパーク駐車場跡地の水道橋校舎新館は、3、4、6年生が利用。

臨床実習が主体となる5年生は、病院があるTDCビルを主に使う。

しかし、将来的には6年生も臨床実習がカリキュラムに入ることになれば利用することとなる。

現在の千葉県稲毛の校舎と比較し、大分狭くなると懸念されているが、教室や実習室は稲毛の校舎と遜色がない規模にしたいとしている。

しかし、稲毛のように3万坪の土地を都心に求めることは無理であるので、コンパクトで機能的校舎に加え、近隣にある研究施設や公共施設、他大学などの機能を含め総合的に考えると、時代の要請に合致した大学運営になるとしている。

つまり、水道橋という街全体をキャンパスとして、機能を外部で容易に補完できるとの現実的な構想である。

このようなコンセプト各建物を検討している。

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