日本歯科医師連盟評議員会終了の記者会見

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9月21日

司会:高橋英登常務理事

評議員会は無事終了しましたので、会長へ突っ込んだ質問などをしてほしいと思います。。

高木幹正会長

何時も連盟活動に皆様にはご理解をいただいておりますので厚くお礼を申しあげます。

評議員会をだいたい聞いていただいたと思いますので、内容は省きます。

質問からを受けたい思いますので、よろしいでしょうか?

— 衆議院選の対応ですが、人物本位になりますが、前回は政権与党をいう言葉が入っていたと思いますが、前回と比較すると事実上の方向転換という形でよろしいのでしょうか?

高木会長

方向転換、そうですね、これまで政権は一党の時代が長かったですね。

あの時だけはという言い方をずっとしてきました。

そこを急遽政権交代となり、その方針を貫いてきました。 

今回も役員の中で議論をしました。

こういった多極化の中で、今度どうなるのだろうかという話ですね。

今、野党の自民党を含め、今度どうなるか全くわからない時代においては、これは人物本位という言い方では、色々な対応ができというような形で、あのような表現をさせていただきました。

ただですね、評議員会で口頭でお話させていただきましたことは、どういうことかと申しますと、政権交代した後に政権与党と政策協議をしますが、やはり野党に対してはどうしても相対的となり、政権与党と政策協議をすることが多くなります。

そして当然、議員立法のように両方の賛同を受けなければ、了解が得られないものについては、両方に色々はお話をする。

どうしても政権与党との政策協議をすることが多くなります。

そしてそういった政権与党にお世話になることが多くなることがありまして、私たちがよく言ってますね。

私たちの政策の実現の努力にご理解をいただいた方には誠意をもって対応しますと言っておりますので、結果的に政権与党の方が多いということで、原則、日本歯科医師連盟は政権与党と色々な事情のなかで対応させていただくということを申し上げて、推薦、支援をしています。

日歯連盟、都道府県歯連盟との組み合わせのなかで色々対応していただくということでございます。

口頭で申し上げた人物本位ということです。

— 現時点で維新の会から立候補している会員の方はいるのでしょうか?

高木会長

私の方には正式にまだ上がってきておりません。

県歯連盟の方からお話は聞いておりますが、まだ正式に上がってきていませんので、その辺のとことを近々、確認したいと思いますが、維新の会は候補者は選挙資金は自己負担で非常に大変だというなかでいっぺん週刊誌に出ていましたね。

あの方たちが全て出てくることはちょっと考えづらい、また、あの方たち以外に候補者があるかもしれません。

また、現職の方からも維新の会から出る方もいるようです。

そうするとまたあの会のなかで色々あるようですので、維新の会の幹部の方とお会いする必要があると思っておりまので、少し待ってもらっています。

確りと政策のすり合わせをさせていただかないと、我々と全く政策が違うのであれば連携は難しいということもあります。

なおかつ、候補者ご本人ですねで、ご本人とお話をしなければんなりませので、もし日歯連盟の会員であれば、ルールに従っての支援も絡んだなかで、個々にお話をさせていただくということもございます。

— 関口参議院議員は、公務で欠席ですが、日本歯科医師会の代議員会でも欠席しています。

日ごろ関口議員とのコンタクトはどのような形で連盟として対応しているのでしょうか?

高木会長

(質問に)何か意図があるのでしょうか?

単純に言えば、従来は関口先生に限らず選挙区から出馬されている歯科医師である議員とははっきり言ってあまり連携がなかったですね。

何かがあった時に、やはり色々ご相談を申し上げています。 

常時連携はなかったのですが、今回は大きなきっかけとなっことが2つあります。

1つは政権交代後ですね、ちょうどあの時に民主党には組織代表いなかったですね。

したがって、その時に選挙区の先生方が核となり積極的に動いていただきました。

組織代表ではなくともですね、同業者、同士仲間であることから本当に理解してやっていただいたことが実証された、そういった実績を踏まえた経緯がずっとあるわけです。

これからは丸抱えの組織代表はこれはこれで、我々との関係のなかで、色々な政策をPRしていただく時には必要です。

また、議員連盟ということになりますと、選挙区の議員の先生も核となって一所懸命やっていただけることが分かりましたね。

これからは選挙区の先生も確りと支えていくそれが第1点です。

また、関口先生については、昨年の歯科口腔保健法の成立では野党の賛同を得なければならないということで、関口先生には本当によくやっていただきました。

これまでにない動きをしていただいたことがありまいた。

我々との意志の疎通もできるようになったと思います。

我々の仲間でありますので連携をとり勉強をさていただいております。

国会議員ではなくとも、都道府県の議員も増やしていきたいと考えております。

我々の味方を増やすことであり、従来の対応とは違います。

— ロビー活動ですか、会いに行く時にはどのよう基準でセレクトしているのでしょうか?

人物本位もありのですが、どのような影響力がある人に会うのかですが、本当に歯科のことを思っているのか、ロビー活動をした時にですねもう一度話を聞きたいから来てほしい、という議員事務所もあるのですか?

高木会長

核心をついた質問ですが、実は今回人物評価ということで、私の考え方をご理解いただくためにお願いをして、各都道府県歯科医師連盟から色々な資料を上げていただきました。

それを整理いたしましたが、役職で会えるのでは人脈ではありません。

もっと言えば電話1つで会えて、色々な話ができる、ちょっと飯を食えるくらいでないと本当の人脈ではないということも含めて、会う議員をピックアップしました。

議員はやはり票につながる地元の先生との繋がり、組織であろうが個人であろうがやはり繋がりは強いですね。

ですから必ず繋がり強い地元の先生と一緒になって、色々なお話を議員とする。

昔は連盟の役員だけで議員にお会いしてきたのですが、地元の先生とともにお話を聞いていただくなかで、色々なことが分かってきますので、地道な作業ですが線を結んでいく。

また、水面下で超党派である組織もあり、色々な話が分かってきます。

それらをリスタップして繋げていくわけです。

このようななかで、こういいう方がいると分かり、この問題についてはこの議員に話を持っていこうと思い会いに行く。

するとまたそこで話が広がりますのでそれを繋げていきます。

やはり一方では現職の歯科議員がいますので、そこで情報を得ながらやっていくます。

また、今回、従来と違ったやり方をとっていますが、私は政治活動というのは行政、司法、立法ですが、司法は特殊ですから行政です。

行政は閣僚、官僚ですが、高級官僚は政治家ですので、情報交換、あるいは相談をもちかけながら、お話をすると色々情報が入ってきます。

こういう話はこういう政治家に相談するのがいいのではないか、それも情報ですね。

また相談役の方もおられますので相談すると色々なことが分かりますので、それらを繋ぎ合わせて相談に行く。

現在そのようなこことが広がっています。

厚生労働省、文部科学省ほか、財務省へも相談に行いきますが、行けば色々なことはあります。

そのようななかで会う方をセレクトしていきます。

これはリアルタイムで色々変わりますので、表には出せません。

このよう政局ですと、今日のことと思っても明日のことはわかりません。

1つ間違えると大変なことになりますので、情報を分析しながらやっています。

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