日本歯科医師会の第171回代議員会を開く

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日本歯科医師会の第171回代議員会は9月13、14の両日、歯科医師会館大会議室で開かれた。

13日は午前10時に開かれ、山科透副会長が開会の辞を述べ、ついで議事録署名人を議長が指名した。

物故会員364名への黙祷をささげた。

議事運営特別委員会報告のあと、大久保満男会長が挨拶、ついで各来賓が挨拶した。

報告では村上恵一専務理事が、中医協関係はじめ、時局問題などを報告した。

指導・監査への対応では、5月23日に指導等に関する要望書を厚生労働省保険局医療課医療指導監査室長宛に堀常務理事が手交したと報告。

また、最近のインプラント治療に関する一連の報道を受け、「インプラント治療に関する報道等に対する見解」をまとめ、7月6日付けで都道府県医師会に発出、インプラント治療がもつ特殊な課題、一連の報道、特に不具合、今後のインプラント治療のあり方、事故等への対応について述べ、最後に「インプラント治療は、歯を喪失した患者の機能回復に極めて有用な医療技術であり、今後とも技術や材料の向上を推進し、国民の生活の質の向上に寄与するよう努めていく」と締めくくっている、と報告した。

社会関係報告は、堀憲郎常務理事が行い、歯科医師受給問題にふれ、 「入学時の選抜機能、大学での教学のあり方、国家試験機能などを考え合わせて、改善の方向性を見定めるという新しい方策の構築が必要であり、日歯、大学、行政ともどもに求められる課題と考える、と報告した。

議事では、役員報酬、退職慰労金支給規則、役員報酬支給規定の改正など、公益社団法人移行関連の議案が上程された。

平成23年ど一般会計歳入歳出決算、同特別決算なども上程され審議した。

採決の結果、各議案を挙手賛成多数で可決成立した。

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