新しい口腔がん診断法を開発しました

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【トピックス】九州工業大学との共同研究により新しい口腔がん診断法を開発しました

 

(2013.1.24)

 

 本学顎顔面外科学分野 冨永和宏教授と九州工業大学工学研究院物質工学研究系 竹中繁織教授(バイオマイクロセンシング技術研究センター長)による共同研究において、口腔がんの簡易診断法を開発しました。

  「テロメラーゼ」と呼ばれる酵素はがんに特異性の高いマーカーであることから、これまでも世界中で研究されてきたところですが、酵素の不安定さと検出方法の煩雑さ、測定時間の長さ等から、実用化に至っていないという現状にありました。

  今回開発された診断法は、わずか30分程度で80%以上という高い正診率でがん診断を行えることが、臨床試験でも明らかになっております。

  なお、この研究は、本学と九州工業大学とによる歯工学連携事業の成果に係るものであり、医学誌「Clinical Chemistry」に発表されております。

  また、1月9日の朝刊においても、数紙において紹介されました。

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