戴帽式:医療の道、164人−神奈川歯科大/神奈川

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毎日新聞 2013年9月15日 地方版

神奈川歯科大学(横須賀市稲岡町)で14日、短期大学部歯科衛生学科2年生と看護学科1年生にナースキャップを贈る戴帽式が行われた。厳かな雰囲気の中、計164人が医療の道を目指す決意を新たにした。

ともに3年制の両学科学生が臨床実習に入る時期に毎年行っている。学生は名前を呼ばれると壇に上がり、ベテランの歯科衛生士、看護師にキャップをかぶせてもらった。全員がキャンドルを持ち、ナイチンゲール像の種火から分けた聖火をリレーで点灯させた。

代表の歯科衛生学科2年、兼井由里子さんは「人々の健康維持推進に全力を尽くし、知識を吸収し、技術向上に努める」、看護学科1年、平田樹莉さんは「命を預かる自覚と責任を持ち日々努力を続ける」と誓った。

 佐藤貞雄学長は「現代のチーム医療では、患者さんと接する歯科衛生士、看護師の役割は大きい。キャップは自分の仕事に一生をささげる誓いの意味。医療人としての仕事を忘れないでほしい」と励ました。

(田中義宏)

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