患者紹介料禁止へ 歯科が7カ所、通常の医科が5カ所

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患者紹介料の禁止検討 厚労省、20施設診療「不適切」

朝日新聞デジタル 2013年10月23日(水)17時58分  

高齢者施設の入居者を業者が医師に紹介し、見返りに診療報酬の一部を受け取る「患者紹介ビジネス」が広がっている問題で、厚生労働省は23日、過剰な診療などのおそれがある不適切な訪問診療が全国20施設で行われていた、との調査結果を公表した。医療機関が紹介料を業者に払うことを禁止するなど、規制強化を検討する方針だ。

この問題を朝日新聞が報じたのを受け、厚労省が8月から出先機関や医療団体を通じて実態を調査。診療報酬を決める諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)に報告した。

患者紹介を受けた訪問診療で、患者が医療機関を選ぶ自由が制限されたり、過剰な診療が行われたりするおそれのあるケースは、20施設で判明。

有料老人ホーム(9件)や認知症高齢者グループホーム(4件)、サービス付き高齢者向け住宅(3件)が目立った。

かかわった医療機関はいずれも診療所で、歯科が7カ所、通常の医科が5カ所だった。

(高橋健次郎)

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